日本では「英語ペラペラな人」に錯覚するTOEIC900点ホルダー。TOEIC925点を取得してシンガポールに駐在した私の英語力の変化についてお話しします。
駐在前のステータス
シンガポールへの赴任直前にTOEIC925点を取得しました。赴任時点ですでに約3年間の海外営業経験があり、海外顧客とのメールやWeb会議、社内の海外拠点とのやり取りなど、仕事でも日常的に英語を使っている、という状態での駐在をスタートしました。
ちなみにTOEICはリスニングとリーディングのテストなので、夢の900点を超えてもスピーキングは上達しません。私の場合、駐在前の約3年間、ほぼ毎日オンライン英会話を受けて話す力は磨くようにしていたので、流暢ではないながらも自分の言いたいことは伝えられる状態、といったところ。
駐在前は熱心にオンライン英会話を続けていましたが、シンガポールに来た途端、モチベーションはみるみる低下。新しい環境や初めての海外在住に気を取られているうちに、赴任からわずか数日でやめてしまいました。
オンライン英会話をやめた結果
結論から先に述べますと、言いたいことが英語で出にくくなった気はするが不自由はしない、といったところ。
私の職場は日本人2人、シンガポール人12人という構成。日本語を話せる人はいませんので、英語でのコミュニケーションは欠かせません。「あの注文の状況、どうなってる」「この顧客の納期、いついつなら間に合う?」など日本にいるときでも行っていた話の内容から、「今度のお偉いさんとの会食場所どこにしよう?」など駐在員にありがちなアテンドスケジュールの相談まで色々あります。
オンライン英会話はある程度慣れてくれば、会話の主導権を取ることができます。講師も生徒優先なので、「たくさん話す時間をとりたい」と書いておけばこちらの希望を叶えてくれます。一方のリアル英会話。こちらはガッと前のめりになっておかないとあっという間に主導権を取られます。もちろん人によるところがあるので、こちらが話し終わるまでじっくり待ってくれる優しい人もいます。
そんな状況なので、文法があってるとかそんなことを気にしている余裕がない。仕事に支障が出ないように、いかに本筋から逸れることなく、ベストな結論に持っていくか。多少、文法や単語が間違っていたって、仕事を前に進めることが最優先。
そんな感じで日々を過ごして3年ほど経過したわけですが、日本にいた頃に夢見た「スマートで英語を流暢に話すエリート駐在員」にはなれておりません。(残念、、)
英語力は伸びません
職場では英語を使いながら、単語帳でボキャブラリーを増やし、毎日オンライン英会話で表現力と会話力を伸ばす。言えなかった表現はノートに記録し、復習する。
はい。これが理想です。これができていれば、今頃私はエリート駐在員に近づけていたのかもしれません。ただ私の性格上、必要に駆られない限り学習は続けられません。
流暢な英語力の獲得は未来の自分に託しますが、ただ英語で仕事を進めるというスキルは身についたと思います。他の海外駐在員さんのブログを読むと皆さん優秀な方ばかりです。私はその足元にも及びません。すみません。ただなんとかそれでも生きていますので、最低ラインは突破できているのかな、と思います。
TOEICが全てではない
TOEIC800点あたりを超えてくると、日本では「英語ができる人材」として扱ってもらえます。実際、外資系企業の募集要項を見ても、ボーダーラインは800点あたりですよね。
「TOEIC900点超えはすごいですね、英語でバリバリ仕事されているんですよね?」とたまに言われますが、いつも複雑な表情で「まあなんとかやってます。」といつも答えています。私の上司は、とても流暢に話してガンガン仕事を前に進めていくすごい方ですが、TOEICの点は私より低いです。(ご本人曰く、TOEICの点数にはあまり固執されていないそうで。。。)900点を超えて天狗になっていた私は恥ずかしい限りです。
と言うことで結論。
駐在で英語力が伸びるかというよりも、英語で仕事を前に進める能力が身に付きます。
今日もお読みいただきありがとうございました。今日も英語学習を頑張るみなさん、本当にお疲れ様です。頑張った自分を労ってあげてください!

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